Canon AE-1

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大手リユースショップで偶然発見した「Canon AE-1」。調べてみると1976年製、40年前に爆発的に売れたモデルで、始めてコンピューターが搭載され、ISOとシャッタースピードを設定すると自動で絞りを調整してくれる意外とハイテクなカメラでした。(当然マニュアルフォーカスです!)
シャッターが切れないのでジャンク扱いで、F1.4の50mm単焦点レンズが付いて破格の2,480円でした。ファインダー内に少しのゴミとレンズにカビとバルサム切れがありますが、電池を交換したらシャッター切れましたし、レンズを分解清掃して隙間を埋めるモルトを張り替えたら現役で使えるレベルになったと思います。
フィルムカメラなんてまともに触ったことがなかったので、レンズの外し方やフィルム交換などの構造的なことから、適正露出の考え方など全て分かりませんでしたが、いろいろ学んで実際にシャッター幕の開閉や手動で動く絞り羽根をみているとカメラというものを根本から少しだけ分かったような気がします。フィルムもデジタルも写すプロセスは一緒。何より無骨なデザインと単純な構造が良いですよね。次回は、試写でアナログとデジタルの比較をしてみたいと思います。
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